1977年に発見され、ようやく黄道を一周したキロン(カイロン)、
牡牛座で発見されたキロンが牡牛座へと戻ってきています。
とはいえ順、逆行を繰り返すため、
発見日にあたる10月18日、今年は牡羊座でした…。
来年は牡牛座にありますね。

ようやく黄道を一周したので、これまでの推論は大きく前進。
50年のデータが加わり、さらなる研究の発展が期待できます。
今まではキロンの12星座別の解説など読む時に、
まだ発見後、運行していない星座の説明が気になったりしたのですが、
これからは、そんなことはなくなります!
もっとも、これは数年前から解消されていました。
2019年、キロンが牡羊座に入ってからは入宮していない星座はなくなりましたから。
まあ、入宮しただけでは心もとなくはあるのですが。

でも、推論は至るところでなされていて、それは占星術のイマジネーション。
そういう意味では冥王星も発見後、黄道を一周していません。
巡っていなくても推理することはできます。
そして、そこから検証していくわけです。
占星術は未来を扱うので推論と検証が常になされます。

海王星は1846年に水瓶座で発見され、
こちらも行動を一周したのは今世紀に入ってからです。(公転周期は約165年)
じつは占星術、だいぶ推論の解説も入っているということ。
未来を予測するのが占星術ですから、当然そうなります。
ただ占術家は検証中であると、検証がなされていない解説であると知っています。

学び始めた頃は普通に知りませんでした。
冥王星もずっとそこにあって太陽みたいにグルグル周っているのかと思っていました。
もちろんグルグルはします、かなり楕円軌道ではありますが。
公転周期は約248年。1930年に発見されましたから
一周しないうちに惑星から準惑星になってしまいました。

どんな風に分類されても冥王星は気にしないと思いますが、
人の思いが無意識に影響し、何かを変えていくなら占星術的な解釈はそのうち変わるかもしれません。

キロンに戻りますが、発見後ようやく一周しましたから、
かなり突っ込んだ研究もされていくでしょう。
入宮したことのない星座の推論がなくなったわけです!

なにそれ? と思われるかもしれませんが、
私が生まれてから発見され50年の時を経て黄道を一周した!
個人的にはとても感慨深いので、
日々、雑多の思いの中、感動を記させて頂いたしだいです。

私達は天文心理学が中心で曼荼羅であるホロスコープは十惑星を重視するので、
じつは小惑星は通常、取り扱いません。

それだけに研究の発展を期待して待ちたいと思います。

2026年キロン発見日

2027年キロン発見日

キロン発見時のホロスコープ