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2022年7月27日
vol.95「チャンスの前髪」朝風かおる

最近のことですが、息子ができました。
と言っても人間の子供でなく、猫。
望んだというより、猫さんがグイグイ押しかけてきて
半ば強引に家族になった(?)感じでした。

最初の出会いは4月の半ば頃。
朝の勝手口に野良の猫さんが来て、挨拶してきました。
窓の外を猫が通ることはあっても挨拶してくることはないので、
珍しいと思いつつ
「あら、おはよう。ここら辺では見かけない子ね。」
と返したのです。

そこから何をどう気に入られたのか、
私及び家族の顔を見ればニャーニャー鳴きながら追いかけられ、
屋外に洗濯物を干しに行けば足元に寝転がってゴロゴロスリスリ……。
「ご飯もあげていないのに、なぜ?」
と不思議に思うほどのフレンドリーさ。
人慣れしている野良猫は珍しいため、ご近所の飼い猫さんかもと思い、
「ご飯はあげません。お腹がすいたのなら自分のお家に帰りなさい。」
と根気強く説得し
(↑我が家も猫の家族がいるので、邪険にはできないのです 汗)。
攻防を繰り返すこと約1カ月。
家の周りに居座り、白猫姉妹の脅しに全く動じない猫にこちらが負け、
保護しました……。

その後警察及び行政に手続を済ませ、去勢手術を終えて、
晴れて家族になった次第です。

猫の話と題名がどう繋がるか、
不思議に思った方もいるかもしれませんね。

なぜこの話をしたかというと、
この子は家族以外の人には警戒する素振りを見せると、
最近になってわかったから。
ウチの家族には最初からフレンドリーだったので、
もともと人懐こい性格なのだと思っていたのですが、
それは我が家限定だったようです。
他の人にはどこにでもいる野良猫さんと同じように、
警戒したり怯えたりして自分の身を守っていたようでした。

もしこの子がどこにでもいるような、
用心深い野良猫のひとりだったとしたら。
我が家の家族になりたいと願い、
それを叶えるべく頑張ってフレンドリーに振る舞ったのかと
少し感動(?)してしまいました。

「チャンスの神は前髪しかなく、しかも髪の毛は3本しかない」と、
昔師匠のルネに教えてもらった記憶があります。
チャンスの神の逸話はもともとヨーロッパのことわざで、
「後から慌てて掴もうとしても遅い。
好機とは瞬間的にそれを見分けて、正面から掴むのだ」
という意味があるのだそう。
その逸話に加えて、
昨今の移り変わりの激しさ、人が多くなったことで
チャンスを掴む難易度がアップしたことを、
ルネが「髪の毛3本」と例えたのでしょう。

チャンスの訪れは大抵、それとわからないほど些細なことが
キッカケになることが多いです。
しかも良いことばかりが起こるとは限りません。
「研修でたまたま隣の席だった人と結婚した」
「失恋した勢いで海外赴任の話を受けたら、大出世して起業することに」などなど。

我が家に来た猫は、
「家猫になるチャンス」という前髪を何とか掴もうと奮闘し、
最終的に家族を手に入れました。
チャンスをものにするのは簡単ではありませんが、
猫にもできたのですから、私たち人にもできるはず。
チャンスを掴みたいと考えている方は、
その訪れをいち早く見分けて、ぜひ望む未来を掴んでくださいね。