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2016年10月25日
vol.26「月の魔法とパワーを使った月光浴」ジョアンナ・リリス

月の神秘的な魅力の一つ、引力。
地球上の液体は、その力の影響を大きく受けています。
潮の満ち引きに関係したり、
満月や新月の時期に出産が増えたりします。
それは人が妊娠したとき、胎児を包む羊水が、
月の満ち欠けの影響を受けるからだと言われています。

実はこの現象、羊水を持たない虫の世界でも
起こっているというから驚きですね。
虫は、月が満ちたときに産卵する傾向にあるそうです。
私は趣味でバラを育てていますが、
コガネムシやカミキリムシは、やはり満月に産卵するので、
その力が身近に感じられます。
月の引力は虫たちにも働きかけているのですね。
もしかしたら、引力以外の何かがあるのかもしれません。
まだまだ、月と生物の間には、
解明されていないさまざまな謎が存在し、
そんな未知なる神秘的なパワーに、
私たちは惹かれるのではないでしょうか。

さて、この月の満ち欠けですが、
魔術を行う際にも、大事な要素の一つとなります。
新月から満月へと満ちるときには、物事を拡大させる魔術を。
その逆、満月から新月へと欠けていくときは、
物事を縮小させる魔術を使います。
今はハロウィンシーズンですし、欠けていく月に合わせた、
ちょっぴりミステリアスな魔法をご紹介しますね。

皆さんは、月光浴という言葉をご存知でしょうか?
「月の光を浴びる」ということで、
それを月が欠けていく時期に行うことにより、
デトックス効果が高まり、
身体の疲れがたまっているときや、
マイナス思考に囚われているときなどに
効果的と言われています。
魔術においての月光浴は、
その効果をさらに強めるための手段です。

手順としては、満月の夜、バスタブにお湯を張り、
ラベンダーのアロマオイルを3滴たらします。
同じくラベンダーのアロママライトを浴室の棚、
ないときは浴室の角などに置き、
用意が整ったら照明を消します。
ライトなど持ち込めないときは、脱衣場の電気をつけて、
浴室内を消灯するといった方法でもいいでしょう。

次はその空間でバスタブにつかり、月の光を浴びます。
光が届かない場合は、頭上で月の光を浴びているように強く思い浮かべてください。
そして自分の中から、身体の疲れや、ネガティブな発想が流れ出すようイメージします。
これを新月が訪れるまでの間、毎日でなくても繰り返し行うと、
心身ともにスッキリとして前向きな気持ちになっていきます。
入浴後のお湯は、マイナスの気がたまっているので抜くようにしましょう。

いかがでしたか?
月光浴はとてもリラックスができて、ポジティブにもなれるので、
ぜひ試してみてくださいね。