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2016年1月19日
vol.17「SMAPとは」月影沙織

月影です。

先日、国民的アイドルといわれる「SMAP」が
解散するかもしれないというニュースが出て、世間は大騒動。
本当に解散するのかどうか、これを書いている現時点ではわかっていません。

そこで、どんなグループか、改めてホロスコープで分析しようと思いました。
メンバー全員のホロスコープをみるべきところもありますが、
グループのデビュー日のホロスコープをチェックすることに。

しかし、いつをデビュー日にするか、というのが難しいのです。
SMAPが結成されたのは1988年。
しかし、これは具体的な結成日時がわからず…。
グループとして日本武道館で最初にコンサートをしたのが1991年1月1日。
が、デビューイベントを西武園ゆうえんちで開催していて、それが同年9月8日。
その後、記者会見。デビューCDの発売はその翌日でした。

そこで、ジャニーズ事務所のデビューというと、記者会見が印象的だったので、
デビューイベント同日の記者会見が開始されたといわれる、
1991年9月8日17時30分をピックアップすることにしました。
そのうえでの分析ということをご了承ください。

人気を表す月は乙女座の太陽とともにあり、
「革新」の天王星と「創造」の海王星、
「極限」の冥王星と吉角を形成。
繊細でありながらパワフルで
クリエイティブな活動ができ、
安定した人気を得られる印象です。
女性人気のカギをつかむと思われる
「愛」の金星は、
「知識」の水星と「幸福」の木星と合、
冥王星とは凶角を形成していて、
熱心なファンをつかみやすいと思われます。
熱狂的すぎて困るファンも出てくるくらい。

しかし、彼らは最初から今のような人気を
獲得していたわけではなく、
それが幸いしてというべきでしょうか、
当時のジャニーズアイドルとしては珍しい、
バラエティの世界に飛び込んでいくことになります。

凶角といわれる角度が少なく、セオリーでいえば順調な人生を歩みそうなホロスコープです。
しかし、ジャニーズアイドルとしては亜流の道を歩んだといわれるSMAP。
私としては、この凶角が少ないことが、反対にプラスに働かなかったのではと思いました。

どんな運勢も、凶角といわれるスクエアやオポジションがないほうが、
スムーズに進展していくといわれています。
しかし、さまざまなホロスコープをみていくうえで、
それらがないと、とくに仕事運や結婚運については、
出世しない、結婚が長続きしないということが多い印象でした。
凶角がないということは、ささやかな試練が訪れたとき、耐えきれないのでは。
あるいは、試練が訪れないので、よりラクなほうへと流されやすいのでは。
試練は成長のキッカケになることが多い。
それが回避されてしまうので、厳しい世界では伸び悩んでしまうのでは。
とくに最も厳しい角度といわれるオポジション(衝)がないのが印象的です。

ただ、彼らには吉凶混合の角度といわれるコンジャンクションが複数あります。
これがあると自我や個のパワーが強まりますので、
「自分」ここでは「SMAP」という個性を貫くことで伸びてきた、
独特の世界を築きあげることで人気を獲得してきたと考えられます。

オポジションは衝、つまり対立を表すのですが、
これは周囲と対立し、交渉したりぶつかったりするという意味です。
この角度が多い人は苦労しますが、対峙することで悩み工夫し、成長していきます。
それがない「SMAP」というグループは、周囲と対峙しないグループなのかもしれません。
誰の追随も許さず、誰の干渉も受けない孤高のグループ、
自分たちだけが唯一の世界であり、それ以上もそれ以下もない、
そんな感じがします。

よって、5人が決めたことが、全てになると思います。