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2001年04月18日
vol.02「幸運体質になるために」

前回に引き続き、「幸運体質」についてお話しいたしましょう。

幸運体質になるためには、まず、自分がどういう人間であるかをジックリみつめる必要があります。

腕の良い、誠実な料理人は、料理を作り始める前に、
使用する「食材」をしっかり見極めますね。

これと同じように、改善するべきあなた自身が、どんな人なのか、それを知る必要があります。
自分の長所、欠点をノートに書き出してみるのもいいでしょう。
自画像を描いてみるのもいいですよ。

次に、人生という「時間」の認識を持ちましょう。
すなわち、人生は永遠ではなく、限られた時間の中を、
推理や予測を越えた偶然に弄ばれながら流れて行き、
やがて、肉体的な機能が停止した時に終わります。

占いの中で、絶対に当たるのは「あなたはいつか死にます」という御託宣です。

そう、人間は生まれた以上、必ず、死ぬ宿命を持っています。

善人だろうが悪人だろうが、とりあえず、生きている以上は死ぬ定めです。
もし、天国と地獄があれば、人口の比率は圧倒的に地獄の方が高いでしょうけど。

「いつか必ず死ぬ」という「人生時間有限説」を素直に受け入れれば、
生きている時間がいとおしくなるのは当たり前です。

誰もが平均寿命まで生きると決まっているわけではありません。
長寿を保てる方もいる反面、事故や災難で短命に終わる方も少なくないのです。

そう考えれば、必然的に「今日という日をどう生きるか」が大切になるのはいうまでもありません。

歴史が教えるように、未来が自分の思うようになるなんてことはまずありません。
あるとすれば、それは、幸運がそこへその人を運んでいったのです。
したがって、遠い先のことを思い悩んで暗くなるのは、バカバカしい「取り越し苦労」にほかなりません。

例えば、3年後の不幸の予測を今からして、不安におののくのは愚かなことです。
確かに、思い悩んだ通り3年後に不幸になったら、「大当たり!」と喜べるでしょうか。
考え始めてから3年間、不安がつのり、3年後からは不幸が始まるのです。
たまったものではありません。

では、予想に反して3年後、不幸にならなかったとしたらどうでしょうか。
もし、不幸にならなかったら、3年間悩んだり不安になったりした時間がもったいないではありませんか。

幸運体質の第一歩は、「人生の時間」を認識することから始めましょう。

では、続きは、また次回。