ブードゥー魔術と言うと、皆さんどんなイメージをお持ちですか?
多くは「生贄とか使って儀式をしていて怖い」「ブードゥー=人形で人に呪いをかける」「ゾンビの元になった魔術で不気味」
だいたいはこんなダークな答えが返って来るでしょう。
もともとのブードゥの起源はアフリカの宗教とカトリックが組み合わさって生まれたものです。
神や精霊を崇拝し、その存在を人間に憑依させ、願望を叶えることがメインの活動となります。
ブードゥーには強力なパワーを持つシャーマン達が存在し、依頼を受けて魔術を行うのですが、その効果が強力だったために、よりいっそう恐ろしいイメージが定着してしまいました。
確かにブードゥーには負の側面があることも確かです。
でもそれ以外にも例えば日照りが続いた田畑に雨を降らせるように祈祷したり、病気を治すために誠心誠意祈りを捧げたり、多くの人助けをシャーマン達がしているのも事実です。
客観的に見ていくとブードゥーは怖いだけの魔術ではありません。
ブードゥー以外でも、明らかに人を呪うような魔法では自分の魂が汚れるのみならず、自分や周囲に恐ろしい呪い返しが返ってくることとなります。
ただし、以前も少しお話しましたが、魔術は実は表裏一体で、白魔術のつもりが実は黒だったと言うことが少なからずあるのです。
例えば、「好きな人と両想いになりたい」とおまじないと行った場合、相手に誰もいなければそれは白魔術として成り立ちます。
ところが、もし相手に好きな人がいた場合、もしくは交際中の人がいた場合、それらの人から相手を略奪して、自分が独占することになります。
略奪愛。。。これは黒魔術に近いと思いませんか?
実はおまじないや魔術は、このような危険性をいろいろ含んでいます。
そこで打開策としては、もし片思いの人にすでにパートナーがいたら、そのパートナーと片思いの人が別れたとしても、その相手により素敵な人が現れるように祈りましょう。
不幸な人を出さないで周りがすべて幸せになれたら、それは魔術や魔法の理想的な形だと思います。
自分さえよければ良いという考えを持たないことが、良い魔術師になるための第一歩だと思います。
ブードゥー魔術も、同じように人に迷惑をかけたり陥れたりすることをせず、周囲が幸せになるように願いながら行えば、決して恐ろしいものではありません。
むしろ強力なパワーでより良い人生が送れるようになると思いますから、ぜひ試してみてくださいね。
最後にブードゥーと言えばこれ!と思われる人形の作り方です。
人形のカラーは、恋愛=ピンク、結婚=レッド、健康=イエロー、仕事=ブルー、金運=グリーン、精神面=パープルになります。
パワーストーンは、恋愛、結婚=ローズクオーツ、健康=水晶、仕事=オニキス、金運=タイガーアイ。
ハーブは、恋愛、結婚=ローズ、健康=カモミール、仕事=ペパーミント、金運=バジル。
ブードゥー人形には奇数分のグッズをいれます。
入れるのは、自分や相手の髪の毛や爪、写真、願いを書いた紙。パワーストーン、ハーブなど。
希望するカラーの人形を作り2枚の布を縫い合わせ、脇だけ開けておく。
奇数分のグッズを入れたら脇を閉じ、人に見られない場所に閉まっておく。
願いが叶ったら、白い布にくるみ庭に埋めるか、そのままお礼を言って布にくるんだまま捨ててもかまいません。

人形はあなたの分身になるので、願望が叶うまでは大切にしてあげてくださいね。