お久しぶりです、モナです。
最近、「キロン」について聞かれる機会が増えました。
そんなこともあり、改めて考えてみると
この小惑星は星のロマンを感じさせてくれる、とても面白い星だと感じます。
注目されているのは1977年に発見されてから約50年が経ち、
その軌道を一周し発見された時の位置に戻りつつあるのもあるのでしょう。
そう、今までいろいろな解釈がなされてきたキロンですが、
それらの事象はある意味、推測に過ぎません。
占星学では星は発見された時点から影響力を発揮するとされるルールがあり、
その星が発見される前の歴史上の人物のホロスコープを見る時には、
発見前の星は外してみたりします。
勉強としては、星の位置を見て、歴史を紐解き、タラレバの話をすることはあります。
大昔の地震に、発見前の遠方の惑星は影響しているのだろうか、とか。
推測、推理も星のロマン、これはこれで楽しいものです。
ですが、厳密には発見される前の星は、本当にその軌道にあったかはわかりません。
地球から観測されていないので。
もちろん、ずっとそこにあったかもしれませんが。


そして、小惑星キロンは、発見された時は小惑星とされていましたが、
今はなんと観測の結果、周期彗星としても分類されているそうです。
ちょっとびっくりですが、こういう星は他にもあるそうで。
彗星ということは、もしかしてそのうち、なくなってしまうこともあるのでは?
と思い、調べてみたら、発見されて通し番号がついた彗星はP/で通し番号がつけられ、
分裂したり蒸発したりすると、D/ と表記されるのだそうです。
ちなみに一番に登録されていたのは 1P/Halley、ハレー彗星でした。
キロンは、95P/Chiron 小惑星としては、2060 Chiron だそうです。
キロンはケイローンでもあり、半人半馬の射手座の神話に出てくる名。
それと同じ名を持つ小惑星が2つの登録名を持つなんて面白いですね。
と思っていたら、このキロン、ケンタウルス族に属していました。
彗星と小惑星の両方の特徴を持つ小天体をこのような名で呼ぶそうです。
そして、なぜ、そんな名称がついているのかと、
もとをたどれば、占星術と共通のギリシア神話でした。
ケンタウルス族のケイローン(キロン)は英雄たちの師としても有名です。
12星座を一周し二週目に入ろうとするキロンは、
これから私達に何を教えてくれるのでしょうか。
長くなりそうなので、そのお話しはまたの機会に譲ろうと思います。

